ここでは実際に上士幌町に移住された方々の声をご紹介。
皆さんの参考になれば幸いです。

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上士幌町市街から10キロほど離れた土地に「ゴーシュ羊牧場」はある。
草野秀剛さん、愛子さん、お子さんと羊たち。
現在、冬に産まれた子羊を入れると230頭くらいの羊たちと一緒に暮らしている。
そこから厳選された羊たちが、一頭丸ごとお肉として売られていく。

2人は学生時代から、オーケストラで先輩後輩の関係とチェロで繋がっていた。
牧場名は、秀剛さんの名前を反対読みしたことと、宮沢賢治の物語「セロひきのゴーシュ」をかけて名付けた。秀剛さんに羊飼いになったきっかけを尋ねると「ジンギスカンの食べすぎ」と笑う。
羊と暮らす毎日は自然なことで、理由らしきものは見つけられないのだそう。同じように上士幌に住むようになったのも、サラリーマン時代にカメラが好きでタウシュベツ川橋梁を撮りに来ていたことが、土地探しのきっかけとか。羊を飼うことも上士幌に住むことも、自分の心に素直に従った結果で、ほかに深い理由はないと語る。

秀剛さんはサラリーマンを4年こなし退職。羊牧場を始めるための知識と繋がりを得るために
畜産大学に入学した。この間にゼミの先生たちとモンゴルに行き、遊牧民の生活を体験する。その後、白糠の親方と知りあい退学。修行を始める。こうして、思いを形にする行動を着々とこなしてきた。愛子さんは、音楽で繋がるようにつかず離れず近くに居て、「東京暮らしよりも田舎暮らしの方がずっと魅力的」と、秀剛さんが白糠で修行を始めたころにはバス生活を共にしていた。

羊の出産は今期が6回目という。冬の間、出産間近な羊たちを住居窓から見える場所から見守った。この時期に集中して出産させることで、栄養いっぱいの春草を羊に与えることが出来る。健康面でも経済面でも嬉しいサイクルを考えているのだ。春には、のびのびと育つ羊たちに会いに行って見るのも良いかもしれない。一頭丸ごと販売のため、お客様が限定されてしまっていることが今後の課題とか。
音楽と羊と家族と守りたいものに囲まれて、6月にはもう一人家族が増える。

★草野秀剛さん プロフィール
横浜出身。4年間サラリーマン生活から転身。
大学生、修行期間を経て2009年春に『ゴーシュ羊牧場』をオープンさせる。

★草野愛子さん プロフィール
東京出身。6年間教師や事務員として働く。が、
田舎暮らしの魅力に惹かれ秀剛さんとの生活を始める。