ここでは実際に上士幌町に移住された方々の声をご紹介。
皆さんの参考になれば幸いです。

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2011年12月、町の生活体験住宅に入居。
前島実さんは、退職後に気ままに暮らせる場を求めて埼玉から上士幌町にやってきました
(生まれは東京だとシティボーイをアピールしています)。
セカンドライフへの夢、スタイル。住宅を建てて気ままに暮らしたいという思い。
土地やら気候やら植物やら山草やらに詳しくて、きっと凄い所に住むのだろうと。
それは上士幌とは正直結びついてはいないのが正直な印象でした。
ですが、退職後に数回立ち寄る中で上士幌との糸はどんどん太くなっていきました。
お話するうちに、人の繋がりが増えるうちに、いつしか上士幌に住む方向に進んで、
先に手に入れていた土地に2013年5月から住宅建築が始まったのです。
そうしてあれよあれよと9月には移住。
住宅は市街地から離れた場所に建つ、薪ストーブ使用のお洒落な山小屋風。
その雰囲気は素敵過ぎて町案内のDVDにも使われました。
田舎暮らしはこうありたい!という理想が形になったと言えます。

そうして気ままに静かに暮らせるかと思いきや、移住後には忙しい毎日が待っていました。市街地から離れていて一般道路から外れているにもかかわらず、車の通りは少なくなく、家が建っているのが珍しいとやってくる住民もいて。そうこうしているうちに、移住担当窓口のNPOに仕事補助を頼まれて、やがてタイムシートが作られてしまうほど。ちょっと時間が出来たかな?と思う間も無く、農家さんから声がかかり《でめんさん》という収穫時期に合わせたバイトに借り出されるようになって。
さらに猟友会に所属して、鹿をはじめカラスや狐など駆除に走り回る。
新しい移住者が来ると軽トラに乗って引越手伝いに走る。地域の祭り・町のイベントなどに参加する。
声をかけられると、出来る限りこたえようとする姿は人柄なのか?
そんなつもりはなかった筈が、どんどん忙しい毎日になっていました。

「上士幌町は移住者交流も盛んなので、情報交換に不自由がない。
そこで知り合うのは器用な人々で驚かされることが多い。
家を自分で建てるとか、漬物手作りとか、才能豊かな人が多い。
薪ストーブにあこがれて設置しましたが、氷点下になる北海道には少々いえ 
かなりの覚悟が必要でした。薪を絶やせばその寒さは半端なく、
かといって持続のための薪を手に入れるのも大変。
買うと高価で、もらうには社交性と体力が必要になる。
都会で暮らすより社交的になったと思います。
交流は得意ではないのだけど、知り合う人が皆個性的なので刺激が楽しい。
町には、登山で見ることが出来るコマクサが当たり前に住宅の脇あちこちに咲いている。山野草がある。欲しかったエゾカンゾウも見つけた。学ぶこと知ることは面白く、6月にはダニを知って、袋に詰めてじっくり観察した。上士幌の先輩に山菜を習い、春から秋まで敷地内にある宝物を確認することもできた。将来これらを町のお年寄りや生活体験の人などに採ってもらえるような場所、山野草などを楽しめる場所にしたい。田舎暮らしはのんびり、なんて全く出来ません。
ですが忙しいけれど充実しているので、もっともっと楽しいものしていきたいですね。」と前島さん。

庭作りでもして気ままにのんびり暮らしていこうと移住したけれど、
2016年に入った今も、やりたかった庭作りはあまり進んではいない。
気がつけば、かなり雑林が成長しているので、これが今後の大きな課題なのだとか。

★前島 実さん プロフィール
東京都出身
2012年3月に定年退職し7月より北海道内にセカンドライフの場を探す旅を始める
8月に上士幌町を訪れ、その後生活体験を経て、
土地と住宅の希望がまとまり2013年9月に移住